「シッター」とは、お世話をしたり、付き添ったりする人を指す一般的な言葉です。つまり、鳥さんの飼い主さんたちも専属のお世話係となるのでシッターと言えます。この講座は、基本的な①お世話、②不測の事故を回避するポイント、そして、③応用行動分析学(ABA)に基づくコミュニケーション法や観察ポイントについて学んでいただくことで、鳥さんとの信頼関係を築き、安全に暮らしていただくことを目的に誕生いたしました。飼い鳥を対象としているペットシッターさんも、一般の鳥さんと暮らす飼い主さんもぜひ知っておいていただきたい内容です。トライアルのオンライン講座では、対面講座の概要をご紹介させていただきます。対面講座では実際に鳥さんと接していただきながらより理解を深めていただく構成となっています。
1)鳥さんのボディサイン(体調を示す(暑い、寒いなど)、感情を示す(興味津々、警戒など))
2)健康管理(体重測定・フンの観察・食べているエサの把握)
1)慣れと慢心が招く落とし穴(事故を起こさない暮らし)
・ケージ・用品・おもちゃで起こった事故の事例
・つけっぱなしになる止まり木や保温器具、テントの点検
2)こんな時どうする!?
・脱走防止に配慮したエサ・敷き紙の交換方法
・攻撃的・咬みつくコ/臆病なコはどうしたらいい?
3)病院への移動方法(夏場・冬場)
1)そもそも鳥とは?
2)鳥に好かれる人、嫌われる人
3)応用行動分析学(ABA)に基づく接し方
4)咬みつき・攻撃的な鳥さん、臆病な鳥さんをお世話する場合
5)先入観や事前の情報にとらわれないお世話や接し方
実際に鳥に接していただき、人側の動きや手からご褒美をあげる時の注意など実践。
参加予定の鳥さん:ヨウム、オカメインコ
※その日の体調によって、鳥さんの参加ができない場合もあります。
バードトレーナー、バードシッター
2006年に応用行動分析学(ABA)に出会い、飼い鳥の保護施設、飼い鳥専門病院併設ショップにて経験を積む。
インコ、オウム、フィンチ、ローリー、ロリキートなどの飼い鳥を対象にABAに基づくトレーニングを用いて、咬み付き・呼び鳴き・毛引き・自咬の改善、発情抑制、ステップアップ、信頼関係の回復などのご相談を受ける。
一番の先生は、これまで出会ってきた300羽以上の鳥さんたちであり、モットーは「鳥さんの行動には全て理由がある」
著書
●はじめてのインコ飼い方・育て方(GAKKEN)
●インコと飼い主さんの事件簿(誠文堂新光社)
●インコ&オウムのお悩み解決帖(大泉書店)他